スマホではてなブログ記事に過去記事のリンクを貼る方法
スマホではてなブログ記事に過去記事リンクを追加する方法について、質問があったので、書いておきます。
以前、ブログへのアクセスアップの手法として、記事下に過去記事や関連記事を表示させましょうと書いています。
上の記事で説明しているのは、PCから簡単に操作できる、過去記事の挿入方法ですが、スマホからもできないものかと、自分で試行錯誤してみました。
スマホアプリでリンクを挿入する方法
はてなブログはスマホアプリが出ています。これを利用すると簡単に記事の投稿や編集、スマホで撮影した画像のアップロードなどが行えます。
しかし、自分で試してみましたが、スマホアプリからの場合、残念ながら上の記事で紹介しているように2クリックで過去記事を挿入することはできないようです。
まず、スマホアプリからリンクを挿入する方法を説明します。
なお、iPhoneとAndroidではアプリの使い方が微妙に異なるかもしれませんが、私はiPhoneを使っているので、画像はすべてiPhoneアプリのものです。
1.リンクさせたい記事のURLをコピーする
最初に、スマホのブラウザーでリンクしたい記事を表示させます。そして、そのURLをコピーしてください。
2.編集画面でリンクアイコンを探す
はてなブログアプリを開きます。
ブログ記事の編集画面でキーボードを表示させると、すぐ上の帯状のところに小さな点が三つ出ていると思います。これはその帯状のページ(バー)が、3ページ存在するということを示しています。
そこで、その3つの点があるバーの部分を右から左に指でスワイプしてください(ページをめくる風になでることです)。
するとバーの部分が入れ替わって、2ページ目が出現するはずです。#(見出し)やリストなどのアイコンが出てくるはずです。もう1回同じ動作を行って、3ページ目を出現させてください。
こんな感じに、左端にリンクアイコン(鎖のような絵)があると思います。
3.リンクしたいページのURLを挿入
リンクアイコンをクリックすると、上の画像のような窓が現れます。ここにコピーしたリンク先記事のURLをペーストしてください。そして、「挿入」ボタンをクリックします。
デフォルトではこんな風に表示されます。
〔http://挿入したリンクURL:tittle〕
この状態でプレビューを見ると、記事タイトルとブログタイトルが表示されたリンクができます。
ここの「tittle」の部分を「cite」に置き換えてみると、表示される文字列はブログURLになります。リンクはちゃんと記事に飛ぶのを確認しました。
プレビューはこんな感じになります。
ブログカードでの表示はできないの?
残念ながら、スマホアプリからの操作では、はてなブログカードとして記事をリンクさせることはできないようです。
ブログカードというのは、↓こんなヤツのことね。
もちろん、HTMLコードを手打ちで書き込めばできないこともないのでしょうが、それよりも簡単な方法があります。
スマホブラウザではてなPC版を表示させる
スマホにインストールしているはてなブログのアプリではなく、スマホのブラウザ(サファリとか、グーグルクロムなど)を開き、そこからはてなブログにログインします。
これが、ブラウザからアクセスした場合のスマホ版管理画面です。ブログ記事編集に進むと、
こんな感じで、ここでも自分の過去記事を挿入するのは、あまり簡単ではなさそうです。そこで、PC表示に切り替えます。
ブログ編集に限らず、どの画面でもいいのですが、ずーっと下までスクロールして、最下部を表示させます。ここに「PC版」というのがあるので、これをクリック!
そうすると、PCで見る時と同じ画面が表示されます。もちろん、編集サイドバーの横にショートカット用のアイコンも表示されます。
ここで、ずらずらっと表示された自分の過去記事を選択し、右下にある「選択した記事を貼り付け」ボタンをクリックすると、ブログカードとして挿入することが可能です。
つまり、ブラウザからPC表示にすれば、PCが手元になくても、スマホだけでPCと同じ作業ができるということになります。ただし、使いづらいのは理解しておきましょう。微妙な指さばきが必要です、笑。
スマホアプリの「見たまま編集」で、a hrefタグは機能しない?
ちなみに、スマホアプリではアカウントの設定、編集モードで「見たまま」「はてな記法」「Markdown」の3種類から記述方法が選べるようになっています。
HTML編集で通常リンクに使われるのは、a hrefから始まるタグですが、スマホアプリの編集画面でこのコードを手打ちする場合、「見たまま」編集では機能しませんでした。そのほかの2つではプレビューを見る限り、リンクが生きています。
これ以上は私のキャパを超えるので、詳しくは説明できませんが、参考までに。