ココナラは私も出品していますが、今回「法人アカウント」なるものがリリースされたそうです。購入者が「法人アカウント」として利用する場合、「請求書払い」「検収機能」といった新機能が使えるみたいです。(ただし、ココナラ運営側による審査あり)
出品者にとっての検収機能の意味
購入者が「法人アカウント」として「請求書払い」をした場合、「正式な回答」を送信したあとに購入者からの「検収」が行われることになります。そのほかのクラウドソーシングでは一般的なシステムですので、他のサービスを使っている方にとってはそれほど違和感はないでしょう。
これまでは、出品者側から「正式な回答」があった場合、最長3日間の猶予ののちに自走的に取引終了となっていました。でも、この検収機能を使うことによって、「正式な回答」の後に、購入者からのチェック及び合否があるということになります。
この時点で「不合格」となると、修正依頼などが入り、再納品&再チェックという流れになるようですね。
出品者にとってメリット?デメリット?
納品までのプロセスにおいて、「検収」というステージが一つ増えることになりますので、出品者にとってはデメリットになるのかな、と思いますよね。
でも、必ずしもデメリットだけではないようです。
ココナラ運営側の説明によると、「購入者が成果物を確認し問題ないと合意した」という既成事実をシステム上で明らかに保存することができるというメリットがあるということです。
これにより、納品後のクレームや、不当に低い評価やレビューを受けることが少なくなるのではないか、と説明されています。
法人としての利用者を増やしたい
ココナラは、もともと「モノを売らないフリマ」というコンセプトで始まったサービスですので、これまではどちらかというと個人と個人との取引がメインだという印象を持っています。
そこで、法人アカウント機能を持たせることで、法人としての利用者を増やしたい、ビジネスとしての利用を便利にしたいという思惑があるのかもしれませんね。
法人として利用する人が増えてくれば、出品者にとっても、安定して定期契約や額面の大きな契約を取りやすくなるというメリットも出てきそうです。いずれにしても、ココナラというサービスが、ぐんぐん成長していることは感じられますね。