主婦ノマドのブログ

場所や時間にとらわれない働き方、ブログ運営やアフィリエイト、ライティングテクニックなどなど。

ブログの投稿にはアフィリエイト広告、およびアドセンス広告が含まれる場合があります。

noteとブログの違い、ノートでできることと出来ないこと

数日前からnote(ノート)を始めてみました。noteのことは知っていながらも、自分で実際に始めるまでには少しの時間がかかりました。

 

でも今回自分でやってみて、noteとブログとの違いや、noteでできることと出来ないことなどについて、記事にまとめておきます。

 

note(ノート)って?

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note(ノート)は、文章、写真、イラスト、音楽、映像などを手軽に投稿できるクリエイターと読者をつなぐサービスです。ブログのように使うことも、SNSのように使うことも、コンテンツを販売することも自在に活用いただけます。(note公式サイトより引用)

note ――つくる、つながる、とどける。

 

簡単に言うと、記事やイラスト、音楽、動画などをアップして他のユーザーと共有できるプラットフォーム(無料で使用可能)なんです。ブログのように使うこともできますが、その特徴は、記事などのコンテンツを有料で販売することができるという点です。

 

また、「サポート」機能があり、応援したいクリエイター(ユーザー)に対して、100円から寄付(サポート)をすることが可能なんです。

 

その反面、アフィリエイトリンクは基本的に貼れないようになっているみたいですね。月額500円の有料版にすれば、アマゾンリンクのウィジェットは表示できるようになるようです。ですが、通常のブログのようにアドセンスやASPの広告リンクを貼ることはシステム上できなくなっています(試してみたけど機能しませんでしたので)。

 

私がnoteを始めた理由

noteの存在は以前から知っていましたが、自分で使い始めたのは先月からです。

 

キーワードにこだわらないで記事を書きたい

もともと私はライターをやっていて、クライアントの要求で記事を書くのではなく、自分の書きたい記事を書いてみたいと思って始めたのがブログでした。もう一つ、収入源としてブログというビジネスモデルを作って置きたかったという理由もあります。

 

でも、ブログを始めてみると、ブログであってもなかなか自由に書けない記事や文章があります。そもそもブログは稼ぐために始めたという一面もあるので、常にキーワードを意識して記事を書きます。そのため、どうしても退屈な文章になってしまうことがあります。

 

例えば、この記事は「noteとブログの違い」というキーワードを狙って書いていますが、導入部分にはこのキーワードを意識して盛り込まなくてはいけないし、見出しタイトルにもなるべくこのキーワードを詰め込むようにしています。

 

そうしないと、検索エンジンに「この記事はnoteとブログの違いについて書いていますよ」ということが伝わりにくいためです。

 

スポンサーを気にしないで記事が書きたい

さらに、アフィリエイトとしてブログをやっていると、どうしてもスポンサーの影響を受けることがあります。

 

以前、語学ブログで「海外留学しなくても英語上達は可能」という内容の記事を書いたら、留学サポートサイトからのアフィリエイト提携を一方的に解除されたことがありました。

 

その時は「留学しないで英語上達」というキーワードで検索するユーザーを狙って書いただけの記事だったので、「この会社は、ブログ運営について何もわかっていないんだなぁ」と思ったものです。

 

そんなにスポンサーを気にしなくてもいいんじゃない、と思うかもしれませんが、やはり広告収入で収益を得ている以上、スポンサーに不利になるような記事はなかなか書きにくいものです。

 

noteは、そもそもアフィリエイトリンクが貼れないので、スポンサーのことを考えずに記事を書くことができるのでは、とも思ったわけです。

 

ブログ運営に対する危機感

私がブログアフィリエイトを始めたのは、2015年です。それ以降、ブログやサイトを作ってアフィリエイトで稼いできました。しかし、現在、個人ブロガーにとって、広告収入という点に関しては、ネガティブな風が強くなりつつあるような気がします。

 

まず、GDPRなど、ウェブマーケティング業界にとってはあまりおもしろくない動きがありますね。これはEUだけに限ったことではなく、これから徐々にその他のエリアにも拡大される可能性がないわけではありません。この影響で、将来的にEUでは、ブログなど無料のコンテンツでなく、有料コンテンツが主流になるかもしれないという見方もあります。

 

それに加えて、大手出版社などが本格的にサイト作成に力を入れ始めたことも、不安要因です。資金力がある大手、しかも出版社となれば、記事編集力もSEO対策にも有利です。個人ブロガーがまともに勝負して勝てる見込みは非常に小さいです。

 

もう一つ、Googleの健康アップデートです。以降、個人ブロガーが書いた健康関連記事は、どんなに分かりやすく書かれたものでも、上位表示しにくくなってきています。この時に影響を受けたのは、健康や医療関連の記事ですが、GoogleはYMYL関連の記事に関して、今後も同様なアップデートを行う可能性があるとみられています。

 

YMYLというのは「Your Money, Your Life」の頭文字をとったもので、要するにお金や生活にかかわるコンテンツということになります。具体的に上げれば、保険や投資、クレジットカード、医療、食品、ダイエット、健康、美容、育児なんかも含まれる可能性があります。

 

つまり、これらに関連したコンテンツについても、専門家監修の記事でないと上位表示されにくい時代がやってくるかもしれないということです(ということは、ぶっちゃけ、エンタメとアダルトしか生き残らないってこと?私、どっちも苦手、泣)。

 

以上のような理由により、無料で公開するブログだけに収入源をしぼるのは、いささか危険かもしれないと感じ始めたわけです。

 

noteとブログの違い

そんなわけで始めてみたわけですが、そのブログとの違いについて、自分なりに思ったことを書いておきます。

 

1.記事を有料販売できる

ブログアフィリエイトでは基本的に記事は無料で提供しますが、その代わりに広告を表示させて収益を作ります。一方noteは、稼ぐとしたら有料コンテンツの販売か、好意のサポートしかありません(有料版はアマゾンリンクのウィジェットが貼れます)。

 

ただ、コンテンツを有料販売できるのは、それ自体に大きな魅力があります。有料コンテンツが売れるたびに収入が得られるわけですから、書籍の印税とはまた違った収益になります。

 

2.スポンサーを気にしなくていいい

先ほども書きましたが、アドセンスやその他広告リンクが貼れないというデメリットがある一方で、その分自由に記事が書けます。

 

私の場合、ブログ記事として検索エンジンからの流入が見込めそうな記事はブログに、それ以外自分の趣味や思考、意見などはnoteに本音を書くつもりでいます。

 

3.SEOを考えなくていい

noteに書いた記事が検索エンジンに拾われないということではありませんが、検索エンジンからの流入があったところで、私に広告収入が入るわけではないので「どっちでもいいや」という気分で書けます。

 

ブログ以外の収入源を創造できる、かも

ネットビジネスの方法はいろいろありますが、私はやはり書くことが好きなので、文章を書くことで安定収入を確立させたいと思っています。

 

ブログアフィリエイトはすばらしいビジネスモデルですが、リスク分散という意味でもしばらくnoteを使ってみたいと思っています。そこから収入を得られるかどうかは別問題ですが、少なくとも今は「ブログ運営の息抜き」のような位置づけでnoteを書いています(笑)。みなさんも、興味があれば、のぞいてみてはどうでしょうか。

 

 

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