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アフィリエイト収入減っていませんか?ITPが広告効果計測に与える影響

先日から数社のASPにおいてアナウンスがあるので、少しずつ話題になってきているITPについてです。ITPは簡単に言うとトラッキング機能を防止するためのものですが、このためにアフィリエイト報酬発生が正しく計測されない恐れがあります。

 

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ITPとは?

ITPとは、Intelligent Tracking Preventionの略で、トラッキング防止機能です。2017年9月にアップデートされた、Safari11.0にデフォルトで搭載されています。

 

私もその専門家ではないんですが、アフィリエイト界隈ではまだあまり情報が出ていないので、仕方なく自分で書いています(笑)。

 

アフィリエイト発生やアクセス解析にはCokkie(クッキー)というものが使われています。これによって、ユーザーがそのサイトにアクセスした記録やログイン情報が保存されます。

 

たとえばログインしたショッピングサイトでショッピングカートに商品を入れた後、いったんサイトから離れても戻ってみるとカートにまだ商品がある、というのはCookieを利用しているからです。

 

クッキーにはファーストパーティーCookieとサードパーティーCookieとがあり、今回のITPは、サードパーティーCookieの記録を24時間しか保存できないようにするものなんです。

 

楽天アフィリエイトとITP

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楽天アフィリエイトとアマゾンアフィリエイトはよく比較されますが、楽天の場合、報酬率は低くても、ユーザーがリンクをクリックしてから購入までの期間が30日と長いというのがメリットですよね。これは、Cookieの有効期限が30日に設定されているからです。

 

じゃあ、ITPの登場により、これが24時間以内に制限されるのでは? と、私も思いましたが、調べてみると楽天アフィリエイトはサードパーティーCookieではなく、ファーストパーティーCookieを使用しているようなので、問題ないと考えられます。

 

ただし、これは楽天のアフィリエイトリンクを貼っている場合で、他社ASPの楽天リンクを貼っている場合は、その限りではないかもしれません(あいまいな表現ですみません、私も今調べているところなので…)。

 

他のASPは対応策を発表

他のASP各社は対応策を次々と発表しているようです。基本的にはみんな同じで、現在使用しているサードパーティーCookieをファーストパーティーCookieに差し替える作業を開始しました、という趣旨のもの。

 

つまり、差し替えが始まった、というだけにすぎません。具体的には、広告主側に新しいトラッキングタグを入れ替えてもらわないといけないようですね(アフィリエイター側の作業は必要ありません)。

 

ASPにしても、広告効果が正確に計測されないので、早く差し替えてもらわないと困るはずです。ASP各社も、私たちのアフィリエイト成果発生に伴って収益を得ているわけですから。

 

問題は広告主がどのくらい素早く対応してくれるか、ということでしょう。アフィリエイターが貼っているリンクをユーザーがクリックしても(Safari経由の場合)、24時間以上たって再訪問した場合、その広告効果はなかったことになってしまうわけです。これは、広告主にとっては損害でも何でもありません。

 

A8に関しては、すべての広告主にトラッキングタグの変更を連絡できるのは、2018年の3月末を目処としているそうです(遅くないですか?)。

 

 

ブラウザーSafariユーザーのみの影響ですが

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先ほども言いましたが、このITP機能は、ブラウザーSafariに搭載されているものなので、他のブラウザを使っているユーザーへの影響はありません。

 

しかし、日本人の場合、iPhoneやiPadを使っている人は多く、デフォルトのブラウザであるSafariをそのまま使用している人は多いです。デスクトップでは、Safariを使っているのは数%にすぎませんが、モバイルの場合6割以上だというデータもあります。

 

つまり、日本人のスマホユーザーからのアクセスが多いサイトほど、影響を受けやすいということになります。

 

 

アドセンスへの影響は?

GoogleアドセンスもサードパーティーCookieを使用しています。ですので、ITPの影響を受けますが、アドセンスに関してはもう少し複雑になります。

 

アドセンス広告に対するITPの影響は、主にリターゲティング広告にあるようです。リターゲティング広告というのは、一度サイトを訪問して離脱したユーザーを追いかけて広告を表示するしくみのことです。

 

例えば、格安航空券を検索してリンク先のサイトで航空券を検討した後、いったん離脱したものの、まったく関連性のないサイトで再度同じ旅行会社の広告が出てきた、という経験はないでしょうか。これがリターゲティング広告です(リマーケティングといったりもします)。

 

ITPによって、Cookie情報が24時間しか保存されなくなるため、このリターゲティングも期間が24時間以内の表示に限られてしまいます。つまり翌日になると、その旅行会社の広告は表示されなくなるはずです(しつこいですが、Safari使用の場合です)。

 

アフィリエイターへの影響としては、Safari11.0利用者が増加するにつれて、クリック率やクリック単価が低下する恐れがあります。

 

ただ、アドセンスのクリック単価やクリック率は、時期によっても大きく変動するので、すぐさまITPの影響だと考えるのは早計かもしれません(私のアドセンス収益は落ちていますけどねー、泣)。

 

 

対策は?

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残念ながら、私たちアフィリエイターにできる対策はありません。SafariのITP機能はユーザーによって解除できるらしいですが、アフィリエイト報酬がほしいから解除しといて、とは言えませんよね。

 

ITP機能はユーザーのプライバシーを保護するためのものです。これを搭載したApple社に対して各社広告関連会社は批判しているようですが、Apple社はそれをひっこめるつもりはないようです。

 

これも、時代の流れなのかもしれません。しかし、私はもうiPhoneは買わないな、と思ったわけでした(皆さんは感情的になってはいけませんよー、笑)。

 

もちろん、Safari以外のブラウザでも、今後同じようなシステムが搭載される可能性もあるわけですが。まあ、もともと、次のスマホはAndroidで十分だな―と考えていたので。

 

追記:書き忘れました。先ほど、アクセス解析もCookieを使用していると言いましたが、GoogleアナリティクスはファーストパーティーCookieを使用しているので、今回のITPの影響は受けません。

 

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