記事が書けない…、アフィリエイトを始めたばかりの人にとって、深刻な悩みです。ブログにしてもサイトにしても、アフィリエイトでは記事が書けなくては始まりません(Youtuberなんかは別ですけどね)。
記事が書けないという人から、相談をいただきました。なぜ、記事が書けないのか、書けない人と書ける人は何が違うのか、書けるようになるためにはどうすればよいのかについて、この記事をもって回答とさせていただきたいと思います。
記事が書けないというご相談
このブログは、主にはてなブログで稼ぐ方法やライティングについて書いていますが、私はこのブログとは別に、ライティングに特化したブログを運営しております。
今回はそちらのライティング関連のブログから「記事が書けない」という悩みについて、相談をいただきました。でも、相談者の方が問題としているのはアフィリエイトライティングなので、このブログ(「ノマドのブログ」)で記事として投稿することにします。
相談の内容としては、「アフィリエイトを始めたものの、記事が書けません」ということだったんですが、「記事が書けない」といってもその人によって、いろいろな段階があると思います。
- 記事を書くのが遅い(タイピングが遅い、も含める)
- 良い記事が書けない
- 売れる記事が書けない(=収益につながらない)
記事が書けないという場合、ざっくりとこんな感じではないでしょうか。全部の意味で「書けない」という方もいると思いますが。
「記事を書くのが遅い」に対する対処案
記事を書くのが遅いという人でも、単にタイピングが遅いという場合は、音声入力を利用するという方法があります。
「記事を書くのが遅い」という人の中には、記事の構成を作るのに時間がかかる、情報収集するのに時間がかかる、という人もいるでしょう。相談者の方もそのようなお悩みでした。これは、「質の良い記事が書けない」「売れる記事が書けない」というのにも関連してきます。
記事が書けないとブログアフィリは始まらない
ブログアフィリエイトもサイトアフィリエイトも、「記事」がベースなので、文章が書けなくては始まりません。どんなにキーワード選定を頑張っても、どんなに小手先のSEO対策を行ったとしても、ある程度の記事ボリューム(記事数と文字数)は必要です。
ですので、記事が書けないという悩みは、アフィリエイトで稼ごうとしている人にとって、致命的な問題なわけです。
では、どうすればいいのか。
1.記事を書く習慣をつける
まずは、記事を書くことを習慣化してしまいましょう。手を動かす(もしくはしゃべって音声入力する)、文字化する、頭に浮かんだことを記事にするという作業を、生活の一部としてみてはどうでしょう。
記事が書けないという人の中には、「良い記事」を書こうとするばかりに、「書けなく」なってしまうことがあります。プロブロガーさんや、小説家のような「良い文章」を書く必要は全くありません。
そもそも、ライティング技術というのは訓練すればいくらでも上手になるものだと、私は信じています。ですので、とにかく手を動かして文章を書きまくることです。
少々乱暴な方法ですが、「ノンストップライティング」という方法もあります。ライティングスキルの向上のためというよりは、発想力のために行う人が多いようですが、興味がある方は一度検索してみてください。
2.文章を読む=多読
記事が書けない理由の一つに語彙力の貧困さがあります。語彙力を鍛えるには、他人の書いた文章を読むのが一番手っ取り早いと思っています。できれば、ウェブ上の記事でなく、新聞や書籍の方が文章が洗練されているのでおすすめです。
インプットとアウトプットは表裏一体です。語学にしたって、ボキャブラリーがなければスピーキングはできません。ライティングも同じで、インプットすればするほど、語彙力が増えるし、情報力も増えるし、他人の文章を読めば読むほど、文章構成力もついてきます。
ただし、「読む」といっても漫画はあまりお勧めできません。別に漫画をバカにしているのではなく、漫画は文章(テキスト、文字)以外の要素が大きいからです。ブログやサイトアフィリエイトでも漫画チックに作りこむこともできますが、やはりメインとなるのは「文字」なので、文字としての語彙力と表現力の引き出しをいっぱいにしておく方が有利だと考えています。
3.とにかく大量に書いて投稿してみる
記事が書けない、売れる記事が書けない、記事を書いても収益が出ない…、このような場合、そもそも収益が発生するために必要な文字数と記事数をこなしているかという点もチェックしたいところです。
ひと昔前は、10ページ以下のサイトでも稼ぐことが可能でしたが、現在は非常に難しいです。
初心者の場合、100記事を目指せとよく言われますが、私も同感です。
もちろん、30記事くらいでも収益を上げてくれる優秀なサイト(ブログ)もあります。しかし、それはごくごくまれなので、初心者がそこを目指してアフィリエイトに取り組むと、「どんなに記事を書いてもアフィリエイトは儲からない」で終わってしまいます。
ましてや、記事のオリジナリティやキーワード選定に自信がないならなおさらです。ジャンルによっては、100記事以上書いても1日数アクセス(一桁PV)しかないという場合もあるでしょう。
「質」に自信がないなら「数」で攻めるしかありません。たとえ今書いた記事の質が悪くても、ブログやサイトの記事は後でどんどん改善できます。少しお金ができたら、外注してプロに書き直してもらってもいいわけです。
自分が書けるジャンルを選ぶ
そもそもサイトを作るときのジャンル選びを誤ると、記事が書けないというのは当然の結果でしょう。
自分の得意なジャンルや興味があるジャンルであればよいのですが、全く興味も関心もないのに、稼げるジャンルだからという理由だけで選んでしまうと、「100本も記事なんて書けない!」ということになってしまいます。
特化型のサイトやブログでアフィリエイトする場合は、まず自分が興味を持って継続できるジャンルのものを選ぶことです。できれば、自分の仕事や職歴、趣味に関連したことがよいでしょう。
サイトジャンルを決める際に、最低でも30本の記事のタイトルが頭に思い浮かぶくらいのテーマを選ぶことです。何も参照しなくても30本考え付くなら、いろいろ調べていくうちにあと50本は書けるでしょう。残りの20本は、書いていくうちに「これも書きたい」「あれも書かなくちゃ」と思い浮かぶものです。
最初はだれも1円から始まる
アフィリエイトで稼ぐのは簡単ではありません。多くの初心者が挫折してしまうのは、心が折れてしまい、収益が発生する前に記事更新をやめてしまうからです。
記事を書くモチベーションを維持するためには、少しの額でいいので、「稼げた!」という経験を積み上げることです。1円でも10円でも構いません。そういう小さな「成功」を積み上げることによって、もうちょっと頑張ろうと思えるものです。
自分の身近なことからでもかまわないので、とりあえず何か記事を書くという癖をつけてみましょう。
何を書けばいいのかわからないという人は、自分が今「記事が書けなくて悩んでいる」ということを記事にしてみてください。それを解決するために、今日は誰それのノウハウを読んだとか、こんな本を買ってみたとか、そんな内容でも構わないと思います。
書き続けていれば、必ず誰かの目に留まります。だれかの役に立つはずです。